重複コンテンツとは何か?SEOにおける影響と対策方法を解説

更新日: 2024.05.22

重複コンテンツとは何か?SEOにおける影響と対策方法を解説

SEO対策をする中で避けておきたいトラブルに「重複コンテンツ」というものがあります。
重複コンテンツとは、その名の通り「他のページと内容が重複している」状態のことです。
自社サイトに重複コンテンツが存在するとSEO対策の上で多くの悪影響が出てしまうので、どういった原因があるのか、どうすればチェックして対策ができるのかを知っておくことが大切です。
今回は重複コンテンツの概要や起きる影響をはじめ、チェックと対策の方法まで解説していきます。

重複コンテンツとはなにか?その基準について

重複コンテンツとは、同じような内容(コンテンツ)が複数のWEBページで見られる現象です。
つまり、異なるWEBページのURLが違っているにも関わらずその中身が著しく類似している状態を指します。
重複コンテンツには、同じドメインを使っている自社サイト内の他のページとの重複と、別のドメインを使っている他社サイトのページとの重複の2種類があります。

まず、自社サイト内で重複コンテンツが発生する原因ですが、大きく2つが挙げられます。

  • 別々のページだが内容が似通っている

  • 全く同じページが複数のURLでアクセスできてしまう

そして、他社サイトとの重複コンテンツが発生する原因は主に、別々のページだが内容が似通ってしまっていることにあります。
上記のような重複コンテンツがあると、SEO対策で悪影響が出てしまう恐れがあります。
どこからが重複コンテンツと判定されるかという明確な基準はないため、定期的にチェックと対策を行うことが大切です。

 

自社サイト内に重複コンテンツが存在することによるSEO的影響

特に注意しておきたいのが自社サイト内での重複です。
自社サイト内に重複コンテンツが存在していることで起こるSEO的影響について解説します。

検索結果画面に表示されにくくなる

重複コンテンツが存在することで、検索結果に表示されづらくなることがあります。
Googleはユーザーにとって有益でオリジナリティのあるページを高く評価しているため、内容が似通っていると判断されると検索にヒットしなくなってしまうのです。

被リンクの評価が分散する

重複コンテンツによって被リンクの評価が分散する恐れもあります。
被リンクが検索に与える影響は以前と比べて小さくなりましたが、やはり被リンクを多く受けているページが高い評価を受けやすい傾向にあるのは変わりません。
重複コンテンツがあると、本来ひとつのページに集約できていたはずの被リンクが分散してしまい、評価が上がりにくくなります。

ペナルティの対象になる恐れがある

重複コンテンツが多いと、該当のページだけでなくドメイン全体がペナルティを受ける恐れがあります。
基本的には重複コンテンツに該当するページだけが影響を受けることが多いのですが、積み重なるとドメイン全体がペナルティを受けて検索にヒットしにくくなってしまうことがあるため、対策を進めるようにしましょう。

重複コンテンツのチェック方法

Googleが重複コンテンツを判定する基準は明確にされていませんが、既に重複コンテンツとして判定を受けてしまっているページや、重複コンテンツになる恐れが大きいページをチェックすることは可能です。
チェックする方法を順番に解説します。

Search Consoleの[ページ]の活用

GoogleのSearch Consoleを利用して重複コンテンツのチェックが可能です。
Search Consoleの[ページ]レポートを見ると「重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません」という項目があります。
この中に表示されているのが既に重複コンテンツ判定を受けてしまっているページです。
ページごとの詳細を見れば重複コンテンツ判定を受けた理由を確認することができますので、原因を取り除くようにしましょう。
原因を取り除いたあとは、数日すると再度Googleのbotが巡回に来て重複しているかどうかを確認するので、レポートから表示されなくなっていれば安心と言っていいでしょう。

類似ページ判定ツール「sujiko.jp」を使う

sujiko.jp」というサイトを利用すると、2つのURLの間でどの程度内容が類似しているかをチェックすることができます。
チェックしたい2つのURLを指定すると「タイトル類似度」「本文類似度」「HTML類似度」「canonical指定」の4つの指標で評価され、総合判定が出ます。
総合判定の結果が「低」であればそのページが重複コンテンツ判定を受ける可能性は低いですが、「高」が出てしまった場合は早急に対処が必要です。
外部サイトとの比較についてはhttps://www.centered.co.jp/blog/seo-basic/でも紹介しています。

Google検索で「&filter=0」のコマンドを使う

Google検索において重複コンテンツを調査するコマンド「&filter=0」を使うことでもチェックができます。
「&filter=0」のコマンドをGoogle検索の検索結果URLの末尾に追加することで、表示される検索結果が変わります。
これは、本来Googleが検索結果から隠している重複コンテンツを表示させるものですので、コマンドを使ったときにだけ自社サイトのページが表示されるという場合はそのページが重複コンテンツ判定を受けている可能性が高いです。
自社サイトのページがなかなか検索に出てこないという場合は「&filter=0」のコマンドを試してみることをおすすめします。

重複コンテンツを避けるための対策方法

重複コンテンツの判定を受けることは可能な限り避けたいものです。
対策方法には様々なものがありますので、順番にご紹介します。

301リダイレクトを使用する

サイト内の構造を変えたことでページのURLが変わってしまった場合、別々のURLで同じページにアクセスできてしまうため重複コンテンツの原因になります。
これを回避するには301リダイレクトの設定が有効です。
301リダイレクトは、古いURLにアクセスがあった場合に自動的に新しいURLに遷移させるリダイレクトのことで、この設定をすることで古いURLが持っている被リンクなどの評価を新しいURLに引き継ぐことができます。
ページURLが変更になったらやっておきたい対策です。

canonicalタグを使う

canonical(カノニカル)とは正規URL指定とも呼ばれ、Googleに優先的に評価してほしいページを伝えるのに役立ちます。
サイトが大きくなってページが増えてくると、パラメータの違いのような些細な変化で、複数のURLで同じページにアクセスできるようになってしまっていることがあります。
このときHTMLでcanonicalタグというものを設定することで「このURLが正しいページです」とGoogleに伝えることができます。

noindexの設定

不要なページにnoindexを設定することで重複コンテンツの発生を防ぐことができます。
自動で大量に生成されるページなど、検索でヒットさせる必要がないのに類似しているページが存在しているとペナルティを受ける恐れが高まります。
こういったページにnoindex設定をしてGoogleの検索から意図的に外すことでペナルティを回避できます。

トップレベルドメインを使用する

サブドメインやサブディレクトリが存在するページは、トップレベルドメインを使用します。
トップレベルドメインとは、URLの中で国ごとに割り当てられた部分を指し、日本では「.jp」が使われています。
国際的にサイトを運営している場合は、国ごとにURLが分かれていると重複していると見なされやすいのでこの方法が有効です。

定型文の繰り返しを最小限に抑える

各ページで同じ定型文を多く使っていると、類似度が高いと判定されやすくなります。
不要な定型文を使っていないか注意して、多すぎる分は思い切って削除していきましょう。

類似するコンテンツをできるだけ少なくする

コンテンツの中身が似通っているとやはり重複コンテンツになります。
「似通っている」の判断基準が難しいところですが、コピペチェックツールなどを活用してオリジナリティの高いコンテンツを目指しましょう。

Googleにコンテンツを削除要請する

既に削除しているページがGoogleのデータベースに残り続けていると重複コンテンツの原因になります。
Googleのヘルプから「古いWEBページの更新リクエスト」にアクセスして削除申請を出すことで対策が可能です。

まとめ

重複コンテンツの概要とチェック・対策の方法を解説してきました。
サイト規模が大きくなるほど重複コンテンツのリスクは高まるため、思ってもみないところでペナルティを受けてしまっている可能性があります。
こまめにチェックすることを忘れず、もしペナルティを受けてしまっていたら対策を続けていくようにしましょう。

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監修者プロフィール

木島 怜史

木島 怜史

株式会社センタード WEBマーケティング本部 エキスパート

前職のWEB営業経験を経て、株式会社センタード入社。現在WEBマーケティング本部にて技術統括。 WEBマーケティングの全体戦略設計からWEB広告、SEO、WEBサイトの課題抽出・改善立案までを管轄。 顧客目標としてWEBの目標達成はあくまで通過点と捉え、部分最適化、全体最適化を経てビジネス改善を目指す。 Web Designing誌に「ユーザーの行動特性を捉えたイベント集客施策」「Web戦略全体の視点から広告予算を考察」など寄稿。 「WEB改善の流れがわかる!目標設定とPDCAの考え方講座」など多数のセミナー講師も務める。 ウェブ解析士、GAIQ、Google広告等各種資格保有。業界歴10年以上。

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