入力フォーム最適化(EFO)のおすすめ改善ポイント3選!

更新日: 2024.04.09

入力フォーム最適化(EFO)のおすすめ改善ポイント3選!

皆さんはコンバージョンを増やすために日頃どのような施策をとられていますか?
コンバージョンとは、お問い合わせ、資料請求、予約や購入など、ホームページ(WEBサイト)におけるゴールの総称のことを指します。
コンバージョン増加のために、SEO対策や広告出稿など、様々な手法を用いられているかと思いますが、以下のようにお悩みではないでしょうか。

・SEO対策や広告の出稿はしたものの、なかなかコンバージョンが増加しない。
・コンバージョン改善のためにホームページを見直そうにも、どこから手を付けて良いのかわからない。
・自社のホームページへの流入数はあるのに離脱率が高い。
・さらにコンバージョンを増やしていきたい。

そうお悩みの方に向けて、今回は『入力フォーム最適化(EFO)』 についてご紹介します。
入力フォームを改善することで、不要に離脱されづらいフォームを構築していきましょう。

EFOとは

EFOとは、Entry Form Optimization(入力フォーム最適化)の略で、ホームページ上の入力フォームを改善することでユーザーの離脱を防ぐ、という考え方・行為を指します。
例えば入力項目が不明瞭であったり、入力完了後にエラーが表示されたりするとユーザーはストレスを感じ、途中離脱してしまう恐れがあります。
入力フォームを最適化していくことで、フォーム内での不要な離脱を軽減し、完了率を上げることができます。

EFO対策を行うべき理由

EFOが必要不可欠な理由をお伝えします。
EFOを行わなければ、行動意欲の高いユーザー(顕在層)を不要に離脱させてしまう恐れがあります。
また、WEB広告を実施している場合、獲得単価(CPA)の高騰の一因となりえます。
そして、どんなに素晴らしい商材を取り扱っていても、入力フォームがしっかりと整備されていなければ、その企業にマイナスなイメージを与えかねません。
ご自身がユーザーとしてどこかのホームページを訪問した際に、資料請求などをしようとお問い合わせフォームへ行ったら項目数が多く離脱してしまった、という経験は誰しもあるのではないでしょうか?
そのため、コンバージョンを改善するためにEFOは必須といえるでしょう。

ユーザーの離脱を招きやすい入力フォームの特徴

では実際にどのような入力フォームが離脱しやすい傾向にあるのでしょうか。
世の中には様々な入力フォームがありますが、その中でもユーザーの離脱につながりやすいものの特徴をいくつかご紹介いたします。
下記の特徴が該当していないか自社のお問い合わせフォームを確認してみましょう。

項目数が多い

離脱につながりやすい入力フォームの特徴の1つ目は項目数が多い点です。
収集したい情報をあれこれ盛り込んでいる入力フォームの場合、ユーザーが手間に思い、離脱につながる恐れがあります。
例えば、姓名や住所などを細かく分ける、メールアドレスを確認用にもう一度入力させる、といったフォームが該当します。
重要ではない情報などを余計に盛り込み、入力フォーム項目数が多くなっていないか確認しましょう。

入力項目がわかりにくい

2つ目の特徴は、入力項目が不明瞭という点です。
どこを入力しなければいけないのかが明快でないと、先ほどの項目数の時と同様、ユーザーの離脱につながってしまいます。
入力項目が必須なのか任意なのかを明確に記載していない、あるいは項目内に入力例が記載されていないフォームなどがこのパターンとして散見されます。
また、入力時に半角や全角を間違えていた際にエラーメッセージをその場で出していない、というケースもあります。
どれも、ユーザーに対してストレスを与えてしまう可能性があるため、改善すべきと言えるでしょう。

フォームの上部または下部に他ページへのリンクがある

他ページへのリンクを設置しているというのが3つ目の特徴です。
フォームの存在意義は入力を完了していただくことにあり、他ページへのリンクから離脱してしまう恐れが考えられます。

上記でお伝えした離脱を招きやすい入力フォームの特徴はあくまでも一例です。

改善時に意識すべきポイント

入力フォームを改善する際に重要になるのは、「ユーザー目線を意識する」ということです。
ユーザーが入力しやすいフォームであれば、不要なストレスを感じることなく入力を完了できると考えられます。
例えば、入力項目数が少なければ、入力ミスをする可能性も低下するでしょう。
ご自身がユーザーとして入力する際を想定して入力フォームを改善していきましょう。

項目数を減らす

まず最初に挙げるのは、項目の削減あるいは統一により項目数を減らす、ということです。
姓名は一つの項目として統一し、ふりがななども排し項目数自体を減らすことでユーザーのストレスを軽減することができます。
また、郵便番号を入力することにより自動で住所が入力されるようになっていると、入力項目が減り、ユーザーの負担を削減することができます。

入力項目をわかりやすくする

次に、入力項目をわかりやすくしましょう。
必須項目は入力欄を赤くするなど、ユーザーが一目でわかるような構成にすることも肝要です。
また、再入力による離脱を防ぐため、入力時にエラーがあればすぐにポップアップなどでエラーを伝えるようにするなど、ユーザー目線で考える必要があります。

他ページへの導線を設置しない

3点目に、入力フォーム上に他ページへの導線を設置しないようにしましょう
他ページへの導線を排除することで、入力していたユーザーの不要な離脱を抑えることができます。
ヘッダーやフッターなどの導線は、フォーム上には極力配置しないようにしましょう。

上記でお伝えした改善ポイントはあくまでも一例です。

まとめ

今回入力フォーム最適化(EFO)の概要や離脱しやすい入力フォームの特徴と改善ポイントをお伝えしてきました。
入力フォーム最適化(EFO)を考えていくうえで重要になってくるのは、ユーザビリティです。
ユーザーがフォームの入力に集中できる環境を整える、ということを念頭に置いてフォームを作成することで、不要な離脱を抑え、最終的にコンバージョン率向上、コンバージョン数の増加に寄与します。ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

最後に、センタードは、WEBディレクター×WEBコンサルタントが連携し、『貴社のビジネスを成功に導く』サポートをします。

自社の入力フォームを診断してほしいといった相談や、WEBの売上の作り方に関してお困りのことがございましたら、お気軽にご相談くださいませ。

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監修者プロフィール

木島 怜史

木島 怜史

株式会社センタード WEBマーケティング本部 エキスパート

前職のWEB営業経験を経て、株式会社センタード入社。現在WEBマーケティング本部にて技術統括。 WEBマーケティングの全体戦略設計からWEB広告、SEO、WEBサイトの課題抽出・改善立案までを管轄。 顧客目標としてWEBの目標達成はあくまで通過点と捉え、部分最適化、全体最適化を経てビジネス改善を目指す。 Web Designing誌に「ユーザーの行動特性を捉えたイベント集客施策」「Web戦略全体の視点から広告予算を考察」など寄稿。 「WEB改善の流れがわかる!目標設定とPDCAの考え方講座」など多数のセミナー講師も務める。 ウェブ解析士、GAIQ、Google広告等各種資格保有。業界歴10年以上。

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