リスティング広告代理店の選び方とは?成果を出せる会社の特徴を徹底解説

更新日: 2024.04.18


WEB広告での集客が世間一般に定着しその難易度が上がるにつれて、リスティング広告運用代行会社の正しい選択の重要性は高まっています。

リスティング広告での集客に注力する企業の方の中には、「リスティング運用を代行してほしいけど、どんな運用代行会社を選べばよいのかがわからない」といった悩みをもっている方も多いのではないでしょうか。この内容ではそんな方々に向けて、正しいリスティング広告の運用代行会社の特徴を、わかりやすく解説していきます。

成果を出せるリスティング広告運用代行会社の特徴とは

まずは、成果を出せるリスティング広告運用代行会社の特徴を紹介していきます。

依頼を検討している方の中には、成果、結果がどうというよりも「いかに安価に運用を代行してもらえるか」「運用はどこでやっても一緒なのでは」と考えている方もいらっしゃるかと思いますが、それだけではなく運用代行会社に依頼した事によるメリットや恩恵を最大限受けるために作業領域や知識を優先した会社選びを実践することをおすすめします。

日々の改善やその報告をしっかりと行ってくれる運用代行会社

リスティング広告は一度基本設計を行ってしまえば、極端な成果の上下は起こりにくいものですが、最大限の成果を求めるためには日々の改善が欠かせません。また運用代行会社は運用自体には詳しいものの、貴社サービスにおいては貴社がもっとも知識があるのは当たり前なので、両者を持ち寄り、最大限の成果を追求するために改善し続ける姿勢が欠かせません。

その際は目的の達成のためにしっかりと施策の実施から振り返りそして検証後次の施策の立案などPDCA的な改善をしっかりと行っていく必要があります。

それらの基盤となる定期的な報告、具体的には定期的な報告の場である定例会やその際にクリック数やコンバージョン数などの変化、キーワードレポートで成果を獲得しているキーワードなどを確認できるレポートの作成と共有を行ってくれるような会社であるとよいでしょう。

また、それらを通じて現状のパフォーマンスや傾向、検証結果によるレビューをもとに改善施策や場合によっては新規施策の提案など施策のパフォーマンス向上に寄り添ってくれるようなリスティング広告運用代行会社は優れた運用代行会社と言えます。

WEB戦略全体の設計を行える運用代行会社

信頼できるリスティング広告運用代行会社の1つ目の特徴が、「WEB戦略全体の設計を行える」というものです。

リスティング広告は、検索をしているユーザー向けの広告であるという性質から、潜在層などに向けて認知拡大を目的としてリスティング広告を行う事もありますが、ニーズがはっきりしている顕在層をターゲットとして用いられることがほとんどです。

したがって、リスティング広告を行いたいと思っていたとしてもその強みを活かせるような条件がそろっていない場合にはリスティング広告が最適な手法でないこともしばしばあります。

そういった場合にヒアリングなどを通じて例えばSEOやコンテンツマーケティングなどの広告以外の集客施策も提案してWEB戦略の提案から行ってくれるような会社であれば、自社にとって最適な施策を打つことができ結果的に満足のいく内容になるでしょう。

SEOやコンテンツマーケティングにも精通している会社

SEOやコンテンツマーケティングに精通しているかどうかも、信頼すべき会社かどうかを見極める代表的な指標です。

先述の通りWEB集客の手法にはリスティング広告を含めて様々ありますが、その特徴や強みなどはそれぞれ異なります。

リスティング広告は、検索しているキーワードに連動して表示される広告であることから「検索キーワードに反映されないようなユーザーの潜在的ニーズに対応しづらい」という弱みがあることもまた事実です。

そして、このユーザーの潜在的ニーズに対応することができる手法が、先述のSEOやコンテンツマーケティングです。

このように会社の置かれている環境や扱っている商材によって採用すべき手法が異なるため、SEOやコンテンツマーケティングもまた理解し、必要とあれば適切な予算の振り分けを行う事も選択肢として提示してくれるような企業であると最大限メリットを享受することができるでしょう。

多くの企業が様々な目的のためにリスティング広告を利用しています。リスティング広告の仕組みや概念的な部分は不変ですが、「ユーザーをどのような状態にしたいか」という最終的な目的は、それぞれの企業によって異なります。

「リスティング広告の運用のみを行う事が最もよいのか」、または「SEO/コンテンツマーケティングを併用しながら担当キーワードの最適な分配を考えるほうがいいのか」なども含めて、俯瞰的な視野で戦略調整ができるのが理想です。

WEB制作事業にも精通している運用代行会社

クライアントの状況並びに商材に最適な施策を提案してくれることは当たり前として、さらに広告単体で考えるのではなく、その広告の遷移先となるWEBサイトやバナー、LP(ランディングページ)などWEBにおける制作分野に精通していることも、運用代行会社を選ぶ際に重要なポイントです。

お問い合わせや購入などゴールは様々ですが、ユーザーがそれらのゴールにたどり着くまでに確実に通過するのがWEBサイトやLPについて、全体としてどう改善すべきか、を全体として数字を見ながら分析していく姿勢が貴社の広告単体ではない、その先のビジネスとしての成果改善につながります。

まとめ

WEB集客におけるリスティング広告の運用代行会社の選び方の判断基準に関しては、お話してきた通り、

・日々の改善やその報告をしっかりと行ってくれる運用代行会社
・WEB戦略全体の設計を行える
・SEOやコンテンツマーケティングなどリスティング以外の施策の知見がある
・遷移先となるページなどの制作に関する知見がある

など、いくつかのチェックポイントが存在します。特にこれからリスティング広告を始める方は、上記のような点を意識していただくと良いかと思います。

いかがでしたでしょうか?皆さんにとって有用なコンテンツとなっていれば幸いです。

センタードでは、WEBコンサルタント×WEBディレクターが連携し、『貴社のビジネスを成功に導く』サポートをします。WEBマーケティングに関してお困りのことがございましたら、お気軽にご相談くださいませ。

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監修者プロフィール

木島 怜史

木島 怜史

株式会社センタード WEBマーケティング本部 エキスパート

前職のWEB営業経験を経て、株式会社センタード入社。現在WEBマーケティング本部にて技術統括。 WEBマーケティングの全体戦略設計からWEB広告、SEO、WEBサイトの課題抽出・改善立案までを管轄。 顧客目標としてWEBの目標達成はあくまで通過点と捉え、部分最適化、全体最適化を経てビジネス改善を目指す。 Web Designing誌に「ユーザーの行動特性を捉えたイベント集客施策」「Web戦略全体の視点から広告予算を考察」など寄稿。 「WEB改善の流れがわかる!目標設定とPDCAの考え方講座」など多数のセミナー講師も務める。 ウェブ解析士、GAIQ、Google広告等各種資格保有。業界歴10年以上。

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