作業時間を1/2に削減!SEOのキーワード選定に役立つツール5選

更新日: 2024.04.03

『SEO対策キーワードの選定』をテーマに、シリーズもの第2弾『キーワード選定に役立つツール』をご紹介します。
対策キーワードを選定する際に、このようなことでお悩みの方に役立つ情報です♪
前回記事はこちらから:SEO成功の90%を占める!?SEO対策キーワードの選定方法

・キーワードの出し方は分かったけど、実際にどのように出せばいいのかわからない…
・キーワードを洗い出すときに、とても時間がかかってしまっている…
・キーワード選定に役立つツールが知りたい

人力でキーワードを抜け漏れなく洗い出そうとすると、膨大な労力が必要です。今回ご紹介するツールを使用すれば、効率的に、かつ重要なキーワードを網羅することが可能です。
弊社で実際にキーワードを洗い出す際に使用しているツールをご紹介します。キーワード選定は手間のかかる作業なので、便利なツールを利用して精度と効率をUPして、狙い目のキーワードを見つけていきましょう。

【前提】キーワードの選定基準

自社サイトはもちろん、競合サイトを含む各種分析により、適切なキーワードを選定します。
CV数増加に向け、以下のような指標が役立ちます。
※CVとは、お問合せやお申込みの完了などのサイト上のゴールを指します。

・月間検索ボリュームが一定以上見込めるキーワード
・貴社の認知度向上に繋がるキーワード
・上位表示可能なキーワード(サイトコンテンツとの関連性がある)
・CVが見込めるキーワード

それでは、各ツールを使ってキーワードを洗い出す方法をご紹介します。

こちらも合わせてお読みください

Ubersuggest(ウーバーサジェスト)

https://neilpatel.com/jp/ubersuggest/

ウーバーサジェストを使用すると、キーワードごとに以下の情報を洗い出すことができます。
━━
・検索ボリューム
・SEO難易度
・サジェストワード
・関連語
━━
キーワードを入れて検索すると、この4つが一度に確認できる便利ツールです。

Googleキーワードプランナー

GoogleキーワードプランナーとはGoogle広告の運用ツールの一つで、ユーザーが特定のキーワードを検索した回数や、そのキーワードの競合性など過去のデータを確認できるツールです。
キーワードプランナーでチェックする項目は主に以下の3つです。
━━
・検索ボリューム(月間平均検索回数)
・競合性
・キーワード候補(※)
※新しいキーワードを見つける場合
━━

キーワードプランナーは『無料版』と『特別版』の2種類あります。
※Google広告を出稿している場合に使用できるプラン

元々、キーワードプランナーはGoogleに広告を出稿する際に使用するツールですが、出稿していなくても利用自体は可能です。
ただし、無料版の場合は検索ボリュームは『概算値(例えば、100~1,000回など)』の粒度に留まるため、ご留意ください。
広告を出稿している場合は、特別版として細かい数値まで知ることが可能です。

ラッコキーワード( 旧:関連キーワードツール( 仮名・β版 ))

https://related-keywords.com/

ラッコキーワードは、検索したキーワードに関連するキーワードを、Googleサジェスト、教えて!goo、Yahoo!知恵袋などから一気に取得してくれる完全無料の便利なツールです。
━━
便利な3つのポイント
・関連するキーワードを一気に取得できる
・Yahoo!知恵袋の投稿も表示される
━━
Yahoo!知恵袋の投稿も表示されるので、悩みに関連したキーワード探しをする際には特に重宝します。

なお、当ツール上では検索ボリュームなどは加味されていないため、別途キーワードプランナー等で検索ボリュームのチェックが必要です。
関連語のリストを一気に取るなら、ラッコキーワードのような関連キーワード取得ツールがとても便利です。

Google Search Console(サーチコンソール)

Googleサーチコンソール(Google Search Console)は、Googleのサイト運営ツールの一つで、主にユーザーが自社サイトに訪問する直前の情報が確認できるツールです。

サーチコンソール上のメニューから『検索パフォーマンス』>『クエリ』から確認できます。
※「クエリ」とはユーザーが検索したときに入力したキーワード。自分の記事が検索結果として表示された言葉を指します。

どんなクエリでユーザーが自社サイトに訪れているか洗い出す、確認することが可能になります。
サーチコンソールのクエリは定期的にチェックしましょう。

GRC(検索順位チェックツール)

自社サイトが、キーワードごとに何位にランクインされているか確認できるツールです。
どのページが表示されているかも確認できるため、SEOにて順位を上げていくために必須のツールとなります。
※GRC画面(サンプル)

https://seopro.jp/

GRCで自社サイトの検索順位を調べ、自社サイトが得意としているキーワード、不得意なキーワード(改善余地がある)を把握しましょう。
設定をすると毎日自動で順位を取得してくれるため、一つ一つのキーワードの順位を調べる手間が省けます。

いかがでしたでしょうか?皆さんにとって有用なコンテンツとなっていれば嬉しいです。

キーワードをある程度洗い出した後に、自社に関連のあるキーワードか、上位表示対策が可能なキーワードかなど、精査する必要があります。
適切な対策ができるか、対策後の改善インパクトがどれ位あるかについては、この手順が徹底できているかどうかで決まってきます。
弊社で実際に使用している『キーワード精査のポイント』をご紹介します。

 

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監修者プロフィール

木島 怜史

木島 怜史

株式会社センタード WEBマーケティング本部 エキスパート

前職のWEB営業経験を経て、株式会社センタード入社。現在WEBマーケティング本部にて技術統括。 WEBマーケティングの全体戦略設計からWEB広告、SEO、WEBサイトの課題抽出・改善立案までを管轄。 顧客目標としてWEBの目標達成はあくまで通過点と捉え、部分最適化、全体最適化を経てビジネス改善を目指す。 Web Designing誌に「ユーザーの行動特性を捉えたイベント集客施策」「Web戦略全体の視点から広告予算を考察」など寄稿。 「WEB改善の流れがわかる!目標設定とPDCAの考え方講座」など多数のセミナー講師も務める。 ウェブ解析士、GAIQ、Google広告等各種資格保有。業界歴10年以上。

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