必見!WEB担当者が身に着けるべき3つの視点とは?

更新日: 2024.09.04


「今日から君がうちのWEBサイトを更新してね」「WEBサイト経由でお問合せ数や申込み数を増やして、売上を伸ばしてね」
この記事を読んでいるあなた、経緯は様々あれど、このようにいきなりWEB担当者に任命された方ではないでしょうか?
急な話で右も左も分からない、そんなあなたにWEB担当者が身に着けるべき3つの視点をご紹介致します。
この3つの視点さえ理解しておけば、ただホームページを更新するだけの担当者ではなく、WEBマーケティングを活用して自社の発展を促すことも可能となります!

 

最重要!会社の今後を左右する経営者的視点

まず最初に取り組むこと、それは「自社の現状とこれからの展望を把握すること」
つまり経営者的視点です。
ホームページを更新することと何の関係が?と思われるかもしれませんが、実は一番重要な部分です。
ゴールをどこに設定するか、そのゴールに対して今どのようなポジションにいるのか。これらを把握することでWEBを使って何を行う必要があるのかが見えてきます。
ホームページの更新もそれ自体は目的ではなく、ゴールとする何かがあるはずです。
企業の場合、売上増加を目的とした集客活動がメインとなることが多いでしょう。
ゴールが確認出来たら自社のポジションを把握しましょう。必ず競合他社がいるはずですので相対比較をすることで優勢劣勢が見えてきます。
特にWEBサイトは誰もが閲覧できますので、競合他社がどの程度WEBに力を入れて取り組んでいるのか、容易に確認することが出来ます。
競合他社の状況が確認出来たら差別化ができる自社の強みを把握しましょう。

  • 価格優位性

  • 品質

  • 希少性

  • 組織、業界内での優位性

など、自社の強みを生かした情報発信を行うことがゴールを目指したWEBサイトの運営に繋がっていきます。

自社の価値を市場に届けるマーケティング的視点

経営者的視点を持つことで、目指すべきゴールと自社のポジションを把握出来ました。
次に把握出来た自社の強み、価値を市場にどのように届けていくのか「マーケティング的視点」が求められます。
マーケティングの定義は広義〜狭義と様々な解釈がありますが、簡潔に表すと「見込み顧客の創出からクロージングまで」となります。
WEBマーケティングの特徴はインターネットを使うことで「1×∞」の費用対効果を発揮出来るところにありますが、戦略の設計を誤ってしまっては意味がありません。
会社として目指すべきゴールに対して、WEBマーケティングではなにが出来るのかを正しく理解し使いこなすためのスキルが求められます。
よく耳にする集客施策(SEO対策、ペイドメディアなど)に飛びつくのではなく、以下のSTEPで戦略設計をしていきましょう。

STEP1:KGI、KPIの設計

WEBマーケティングのゴールと、ゴールまでの評価指標を設計しましょう。
「問い合わせ」がWEB上のKGIとなる場合、KPIはアクセス数や問い合わせ率、更にはWEBサイト内の回遊率や主要ページの閲覧数などとなります。

関連記事:KPIツリーの基本と活用方法

STEP2:集客施策

業種業態、扱う商材によって適正が異なりますが、自然検索による集客、即効性を求めた広告による集客、あるいは両施策を並行するなど、市場や会社の成長スピードなども加味したうえで期間を定めた計画が必要となります。

STEP3:受け皿

集客施策に合わせた受け皿の用意をしましょう。自然検索による集客なら自社サイトのSEO対策のみならず、サイト自体のUIやデザインがユーザーにとって扱いやすいか、問い合わせまでの導線はスムーズかといった観点が求められます。
広告による集客でも同様にLPを使った費用対効果の高い受け皿としての質が求められます。

STEP4:改善

STEP1~3までを実施してからがようやくWEBマーケティングのスタートです。設計した戦略や施策が狙い通りに走っているか、ずれている場合はどこに原因があるのか、修正可能なのか、など一度展開した施策を継続的に改善していくことで、成果向上を図っていきます。
効率よく改善していくには正しい計測環境も必要となりますので、アクセス解析ツールや広告管理画面(またはレポート)から現状を把握できるようにしましょう。

方向性が決まったら、自社の価値を求めている人たちにどのように届けるのか(ゴール)までの道筋を立てる必要があります。
集客からクロージングまで筋の通ったマーケティングが求められます。

施策を実行に移す際に必要なディレクション視点

マーケティング視点で得られた気づきや考察を実行に移す際、WEBサイトの改修、広告の運用、アクセス解析など自社でやるにしても外部に依頼するにしてもディレクションが必要です。
特に外部に業務委託する際には、思い切ってディレクションが初めてである旨を伝えるのも手です。
注意するポイントや、やり方などを丁寧に教えてくれる会社であれば長期的に信頼関係も築ける可能性が高いので、委託する業務だけに限定せず、外部のアドバイザーとして情報提供いただくこともディレクション能力を高める近道になります。

いかがでしたでしょうか?皆さんにとって有用なコンテンツとなっていれば嬉しいです。

またセンタードは、WEBディレクター×WEBコンサルタントが連携し、『貴社のビジネスを成功に導く』サポートをします。
Webの売上の作り方に関してお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。

 

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まずは自社の現状を知り、可能な改善施策はどういったものがあるのか、
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監修者プロフィール

木島 怜史

木島 怜史

株式会社センタード WEBマーケティング本部 エキスパート

前職のWEB営業経験を経て、株式会社センタード入社。現在WEBマーケティング本部にて技術統括。 WEBマーケティングの全体戦略設計からWEB広告、SEO、WEBサイトの課題抽出・改善立案までを管轄。 顧客目標としてWEBの目標達成はあくまで通過点と捉え、部分最適化、全体最適化を経てビジネス改善を目指す。 Web Designing誌に「ユーザーの行動特性を捉えたイベント集客施策」「Web戦略全体の視点から広告予算を考察」など寄稿。 「WEB改善の流れがわかる!目標設定とPDCAの考え方講座」など多数のセミナー講師も務める。 ウェブ解析士、GAIQ、Google広告等各種資格保有。業界歴10年以上。

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