SEOは効果が出るまでなぜ期間がかかるのか?

更新日: 2024.07.17

SEOは効果が出るまでなぜ時間がかかるのか?
自社のホームページへの集客を考える上で、SEO対策は避けては通れません。

昨今のユーザー行動を表す「AISAS」でも、Attention(注意)>Interest(関心)> Search(検索)> Action(購買)> Share(情報共有)の中に検索は組み込まれるほど、ユーザーにとって検索は情報収集の根幹にあります。この検索を行った際に様々なキーワードで上位表示化につなげることができれば、集客数を大幅に増加させることが期待できます。

とはいえ、検索で上位表示させるためにはSEOが重要になり、正しく運用しなければ上位表示につなげることは出来ません。さらに、SEOの重要性は把握しているものの、即効性が低いことから広告出稿に頼る企業も少なくありません。実際に「SEOで上位表示させるまでにはどれくらいの期間が必要なの?」「そもそもなぜそんなに上位表示までに時間がかかるの?」「上位表示化を早める方法は無いの?」などと悩まれる担当者も多くいます。

SEOは主にGoogle検索における上位表示のための対策であることからGoogle対策と言い換えることもできます。そのため、上位表示されるよう効率的に対策するためには、Googleの基準や傾向を正しく理解しておくことが重要です。

そこで今回は、SEOで上位表示されるまでに時間がかかる理由や背景とともに、そのなかでも効率的に上位表示につなげる手法についても紹介していきます。

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効果が出るまでにかかる期間

そもそも、SEO対策を施して効果が出るまでにかかる期間は、一般的に3ヶ月から6ヶ月程度といわれています。

Google公式の検索セントラルでは、4ヶ月から1年程度の時間がかかることを伝えています。しかも、この期間は既にホームページが存在しており、新たにページの改修やコンテンツの拡充、構造の見直しなどSEOを講じてページを公開してからの期間です。

そのため、新規で作成したドメインや一から公開したばかりのホームページであれば、さらに期間が長くかかることも想定されます。このように効果が出るまでに長い期間がかかる背景には、Googleのアルゴリズムと呼ばれる検索順位を決定する仕組みが影響しています。

基本的にGoogleは、あなたの企業のホームページをクローラーというロボットによって発見し、ホームページとして認識する(インデックス)とともにそのページの評価を行っています。さらに、Googleはユーザーにとって価値あるサイトを上位表示しており、自社のホームページがその指標に当てはまらない限りは上位表示されることはありません。

そのため、通常であっても様々なキーワードで上位表示ができるように準備を進め、少しづつ成果につなげるまでには3ヶ月から6ヶ月程度かかり、且つ立ち上げたばかりのホームページなどは他のページに比べて情報量が少ない傾向があるため、それ以上の期間が必要になります。

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どうして時間がかかるのか

では、どうして上位表示までに時間がかかるのか、もう少し具体的に紹介していきます。SEOにおいて効果までに時間がかかる原因は、先ほども一部ふれたように複数の要因が考えられます。

検索エンジンが読み込みコンテンツを評価するのは時間はかからない

そもそもGoogleが検索結果に表示させる順位を決定するために、様々な情報を収集するクローリングを行います。そこで得た情報をインデックス登録し、独自の指標をもとにランキング評価しています。

これらを日々目まぐるしく変わる様々なホームページ情報を確認しながら行っているため、読み込みから順位表示につなげています。また、Googleでは定期的にアップデートを行い、順位決定に必要な指標を最適な形に更新しています。このアップデートが絡めばそれまで上位表示されていたものが一気に下落したり、逆に一気に順位上昇につながったりすることも起こり得ます。

とはいえ昨今は検索エンジンは、様々な角度からホームページを分析するとともに、検索結果に順位として反映しているものの、技術の向上もあり、ページ修正や追加などの更新から効果として反映されるまでの時間自体はますます短くなっており、また、新規コンテンツは下記に述べるインデックス登録のリクエストを行うことで、最短数時間で順位に反映されます。

検索エンジンが評価するホームページに育成し、コンテンツ群を磨くのに時間がかかる

SEOの効果、成果を出すのに時間がかかる要因として大きいのは、Googleがユーザーにとって価値あるホームページ、コンテンツなのか十分に調査・分析していることも挙げられます。

ホームページの中には、残念ながら低品質コンテンツやスパムと呼ばれる悪質なSEO対策を含む内容のものも多く存在します。Googleが評価を誤ればこのような悪質なサイトによってユーザーが不利益を生じ、結果としてGoogle検索に対する不信感につながる可能性も起こり得ます。

このようなリスクを回避するためにGoogleはそのページのコンテンツの品質が高いかどうかを判断しています。単に上位表示させたいキーワードをページ内に闇雲に含有させ、低品質のコンテンツを量産したとしてもGoogleがしっかりと検索意図に合致しているか、そのコンテンツの裏付けはあるか、など様々な視点で評価してくるため、上位表示キーワードを増やし、SEOでの流入を増やすことにはつながりません。

このように、本質的にユーザーにとって有益な情報を提供しているホームページを検索エンジンが見極めるようになっているため、それに見合ったホームページとその中のコンテンツを作り上げること自体に大きな工数がかかること、これこそがSEOの効果、成果を出すのに時間がかかる最大の原因です。

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時間がかかるけれど、その上でできること

これまでSEOの効果が反映されるまでの期間として3ヶ月から6ヶ月程度という旨は紹介してきましたが、とはいえビジネスを行う上で、少しでも早く効果につなげることは重要な課題です。

では、どうすればSEOの効果までの期間を早めることができるのでしょうか?自社で対応できる方法として、以下の手法は効果的です。

インデックス登録のリクエスト

まず挙げられる手法は、インデックス登録のリクエストです。検索で上位表示させるためには、何よりも先にGoogleに自社のページを正しく認識してもらう必要があります。Googleのクローラーと呼ばれるロボットは常に様々なホームページを巡回して回っているため、何もしなくてもインデックス(認識)される可能性はあります。ただ、より早く認識してもらうために、自社からGoogleに対して「認識してください」というように依頼をかけることが可能です。それがインデックス登録のリクエストになります。

このインデックス登録のリクエストは、GoogleのSearch Consoleから行うことが可能です。Search Consoleは無料で誰でも活用でき、Googleから自社のホームページのインデックス状況や構造における問題点などの情報を受けることができます。インデックス登録のリクエストにおける具体的な手順については以下の通りです。

1.SearchConsoleにログイン
2.「URL検査」を選択
3.インデックス登録したいページのURLを入力して送信
4.「インデックス登録をリクエスト」をクリック

なお、このインデックス登録のリクエストはあくまでリクエストであり、行ったからといって必ずインデックス登録してくれるわけではないため注意が必要です。とはいえ、SEOの効果をより早く得るためには、少しでもコンテンツの修正や追加などの更新を行った際には、都度インデックス登録のリクエストを行っておくと効果的です。

キーワード選定の重要性

また、SEOの効果を図る上でキーワード選定は非常に重要な要素となります。一般的に単一のビックワードは競合性も高くなり、仮に狙ったとしても上位表示の難易度は高くなる傾向にあります。もちろん、ある程度の流入数があるため、ビッグキーワードと呼ばれる検索ボリュームが多いキーワードが上位表示できれば効率は良いですが、そのようなキーワードで上位表示を狙っていくには、それなりのホームページ自体の評価や関連コンテンツの数が必要になります。

一方で、複合のスモールキーワードであれば、競合性が低い分だけビックキーワードと比較して、少ないコンテンツ数、低いホームページ評価でも上位表示の可能性も高まります。期間を短縮する方法ではありませんが、短期間でSEOの効果、成果につなげるためにスモールワードであっても自社のターゲットが検索しそうなキーワードを選定することは有効です。

例えば、「ファッション通販」のようなキーワードは検索するユーザーが多い反面、競合がひしめき合うビックワードとなります。これが「レディース インナー 冬 通販」のようなキーワードであれば、検索ユーザーは少なくなりますが、競合が少なくなる分、上位表示の可能性は高まります。

また、一般的に単一ワードよりも複合ワードの方が、検索するユーザーは、検索の意図が明確になる分、より商品やサービスへの興味が高い傾向にあるといえます。つまり、「レディース インナー 冬 通販」と検索するユーザーは、冬に向けてインナーのファッションをオンラインで探している女性とターゲットを絞ることができるため、そこで上位表示されていれば商品の購入にもつなげやすくなります。

このように、SEOにおいてはキーワード選定がその後の効果につながる期間だけでなく、コンバージョンにも影響してきます。そのため、目的を明確化し、戦略的にキーワード選定につなげていくことが重要です。

サイト構造の見直し(内部リンク含む)

最後に、SEOの効果を高めるためには内部リンクを含むサイト構造の見直しも欠かせません。Googleは、基本的にホームページの情報をソースコードから読み取ります。

そのため、どれだけビジュアルにこだわり、カッコ良さを追求したとしても、ソースコードがぐちゃぐちゃであったり、SEOにとって適切な記述が行われていなかったりすれば、Googleはホームページの内容を正しく読み取れず、キチンとインデックスされない可能性も高まります。

インデックス登録されなければ検索結果にも反映されず、上位にも表示されません。ユーザビリティはもちろん重要ですが、Googleに自社のホームページの内容を正しく伝えることも同じく重要です。

その上で、内部リンクを含むサイト構造の見直しは必要不可欠です。必要なページに適切な流れで遷移できる導線が設計されているか、余計なソースコードによって読み込みに時間がかかるよう設定されていないか、画像や動画が乱立することによって表示スピードが遅くなっていないかなど、Googleがクロールし易い構造を意識することが重要です。

地道に良質なコンテンツを増やす

SEOに王道はありません。続けるべきことはGoogleの上位表示のロジック(アルゴリズム)を理解した上で、ユーザーに有益なコンテンツを各キーワードのユーザーの検索意図を理解したうえで作り続けることにほかありません。

SEO全体戦略の重要性

これまで簡単に述べてきましたが、SEOで効果、成果を上げるには様々なキーワードでの上位表示、流入が必要となります。

また、それを実現するには貴社ホームページ自体の現在の検索エンジンからの評価も含め、現実的のどのような施策でどのようなキーワード群を上位表示させていくかのSEO全体戦略設計が重要になります。

これにはホームページ内のコンテンツ設計やホームページ自体のSEO整備(SEO内部対策)、外部からのホームページ評価の向上(外部対策)などの様々なスキルが必要になってきます。

また、SEOの効果、成果は流入数増加だけではないはずです。本来はその先にあるお問い合わせなどのCV(コンバージョン)の増加を目指すべきで、そういった場合、ホームページ内のカスタマージャーニーの設計といったマーケティング設計も重要になります。

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監修者プロフィール

木島 怜史

木島 怜史

株式会社センタード WEBマーケティング本部 エキスパート

前職のWEB営業経験を経て、株式会社センタード入社。現在WEBマーケティング本部にて技術統括。 WEBマーケティングの全体戦略設計からWEB広告、SEO、WEBサイトの課題抽出・改善立案までを管轄。 顧客目標としてWEBの目標達成はあくまで通過点と捉え、部分最適化、全体最適化を経てビジネス改善を目指す。 Web Designing誌に「ユーザーの行動特性を捉えたイベント集客施策」「Web戦略全体の視点から広告予算を考察」など寄稿。 「WEB改善の流れがわかる!目標設定とPDCAの考え方講座」など多数のセミナー講師も務める。 ウェブ解析士、GAIQ、Google広告等各種資格保有。業界歴10年以上。

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