地方自治体がWEB広告で集客する方法とは?

更新日: 2024.04.10

地方自治体がWEB広告で集客する方法とは?
地方には、都会にはない土地ならではの魅力的な食や場所、人、工芸品などがたくさんあります。そこで、地方の魅力をもっと多くの人に届けるには、WEB広告を利用して認知してもらい、現地に足を運んで貰う必要があるでしょう。

現在は、スマートフォンやデジタルデバイスが普及したことで、ユーザーの行動変化は時代とともに変化してきています。WEBから情報収集をするユーザーが増えているのはもちろん、その行動も複雑化してきています。

このような時代の中では、「誰」に向けて広告配信をするかといった最適なターゲット選定をすることが重要になってきます。SNSを始める自治体も増えてきているなど、WEBでの施策に取り組む自治体の増加傾向が見受けられます。

しかし、集客拡大という目的を踏まえるなら、アカウントを作成して満足するのではなく、様々なツールを効果的に活用することで、さらに認知を拡大していくことが重要となります。

今回の記事では、数あるWEB施策の中で、WEB広告によって地方に観光客を誘致しオンライン施策で観光プロモーションを成功させるための方法を説明します。

地方活性化においてWEB広告のメリット

先程もお伝えしたように、WEBを活用して集客の成果をあげるためには「誰」に向けて広告配信をするかということが重要になります。

オフライン施策において、テレビCM等の広告を配信することもまた効果的な場合もありますが、ターゲットとなるユーザにーPRできているか可視化できない、ターゲットオーディエンスのアプローチが限られる、制作コストが高いといったデメリットもあります。

広告を配信してもターゲットとなるユーザに配信ができなければ広告の効果を期待できません。

一方でWEB広告であれば、「誰」に向けて広告配信をするかを設定することが可能であるため、上記のオフライン広告施策と比較して、特定のターゲットへのアプローチが効果的に行える可能性が高くなります。

WEB広告にはその他にも、下記メリットがあります。
・即効性がある
・効果測定ができる
・広告媒体・種類の幅が広い
・少額から掲載できる

広告予算がどのくらい必要なのかがわからないという場合は、弊社をはじめとしたWEB広告に知見のある会社に一度相談してみると良いでしょう。

そもそもWEB広告の媒体は何があるのか

WEB広告には下記媒体などがあります。

「リスティング広告」「DSP・アドネットワーク」「SNS広告(FacebookやInstagram、Twitter、LINEなど)」

媒体の選定方法としては、各媒体の特徴を理解し自身の目的・ターゲットとマッチしていることが重要です。

各媒体の詳細は下記コラムでも紹介していますのでぜひご覧ください。

「WEB広告の強みとは?代表的なWEB広告の特徴と得意なターゲットについて解説」の記事へ

「誰」に向けて広告配信をするか_WEBターゲティングの細かさ

従来の紙媒体などのオフライン施策であれば、観光案内所やつり革広告、チラシの配布などが代表的なものとして挙げられます。これらの媒体は、その観光地や公共交通機関を利用した人全体に無差別に配布・掲示することで認知を広げるものですが、同時に、ターゲットとなるユーザーへ効果的に情報を伝えるという面では、難しい傾向もあります。

しかし、WEB広告であれば、興味関心、年齢、居住地、ライフステージなど細かくターゲティングを行うことができ、ターゲットとなるユーザーに直接広告を配信できます。

一例として、とある自治体が下記のような目的があった場合のターゲティング例を記載しています。

●目的:20代の女子旅や女性ひとり旅に興味あるユーザに認知をさせたい
・媒体:Instagram(20代~40代中心/女性比率高め)
・ターゲット:女性
・年齢:20~29歳
・興味関心:旅行、アウトドア、ドライブ、レジャーなど
・◯◯地域にいた人

InstagramはFacebookと同じMeta社が運営しているため、Facebookに登録された住所や位置情報のデータも活用でき、細かなターゲティングが可能になっています。(※細かく設定をしすぎると配信ボリュームが少なくなってしまう場合もあります。)

そして、〇〇地域にいた人や〇〇地域を旅行中の人のセグメントを行うことで、より旅行に興味関心が高いユーザーへの配信が可能になります。
さらに、もっとオーディエンスを拡張したい場合は、類似オーディエンスでの広告配信が可能です。

これは特定のユーザーと類似した行動を取っている人に広告を配信する手法です。コンバージョンが発生したユーザーと似たような属性をを持つユーザーに広告配信ができるため、よりコンバージョンに対しての確度が高いユーザーへのリーチが可能になります。

また、Instagramはクリエイティブが重要な媒体であり、「ユーザーにとって興味関心をそそるようなクリエイティブ」や「視覚で魅力が伝わる」など考えることが重要となってきます。地方の魅力を伝えるためには、このような点を意識しその地域に行き見たい!体験したい!と感じてもらうことが大切です。

今回は一例としてSNS広告(Instagram広告)を挙げましたが、配信の目的やターゲットによって媒体選定は変わってきます。

まとめ

WEB広告はターゲットを細かく設定ができ、効果検証を素早くでき配信したいユーザーに情報を届けることができます。デジタルデバイスが普及してユーザーは様々な情報を入手することができるようになり、地方自治体でWEB施策の取り組みが増加してきたからこそ、地方の魅力を発信する余地はさらにあると推察されます。

そこでWEB広告でより多くの人に魅力を届け、地方に集客を行いませんか?センタードがWEB広告での集客をするお手伝いをします!

センタードでは、WEBコンサルタント×WEBディレクターが連携し、『貴社のビジネスを成功に導く』サポートをします。WEBマーケティングに関してお困りのことがございましたら、お気軽にご相談くださいませ。

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監修者プロフィール

木島 怜史

木島 怜史

株式会社センタード WEBマーケティング本部 エキスパート

前職のWEB営業経験を経て、株式会社センタード入社。現在WEBマーケティング本部にて技術統括。 WEBマーケティングの全体戦略設計からWEB広告、SEO、WEBサイトの課題抽出・改善立案までを管轄。 顧客目標としてWEBの目標達成はあくまで通過点と捉え、部分最適化、全体最適化を経てビジネス改善を目指す。 Web Designing誌に「ユーザーの行動特性を捉えたイベント集客施策」「Web戦略全体の視点から広告予算を考察」など寄稿。 「WEB改善の流れがわかる!目標設定とPDCAの考え方講座」など多数のセミナー講師も務める。 ウェブ解析士、GAIQ、Google広告等各種資格保有。業界歴10年以上。

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