Instagram広告とは?特徴や種類、費用について解説

更新日: 2024.07.25

Instagram広告の出し方や手順について解説
国内におけるInstagramの月間アクティブユーザー数は、3,300万人(2019年6月時点)を超えました。
Instagram広告は、Facebookに登録されている様々なユーザー情報をもとに、ターゲティングをおこなうことができる点が特徴です。
また、Instagram広告には最低出稿金額が設けられておらず、1円から出稿ができる課金方式になっています。
今回の記事では、Instagram広告の特徴や配信メニュー、課金方式について紹介します。
これからInstagramでの広告出稿を検討されている方はぜひ参考にしてください。

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Instagram広告とは

Instagram広告は、Instagram上で画像や動画形式で広告を出稿するWEB広告媒体です。
ユーザーの興味関心に合わせたターゲティングと魅力的なビジュアルにより、ブランドの認知度向上や販売促進が期待できます。
商品の写真や動画を用いた広告が、ユーザーのフィードやストーリーなどの面に表示されます。
Instagram広告は、ターゲットユーザーへ直接リーチし、ブランドのメッセージを効果的に伝えることができます。

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Instagram広告のメリット

Instagram広告は、その独特な特性を活かして企業やブランドのターゲット層に効果的にリーチし、魅力的なブランドイメージを築くための有効な広告媒体です。
以下に、Instagram広告の主要なメリットを具体的に説明します。

ターゲティングの精度が高い

特定のターゲット層に対してリーチできるという大きなメリットがあります。
Instagram広告はユーザーの興味・関心に基づいたターゲティングや類似オーディエンスを利用することができるだけでなく、実名登録制のFacebookで蓄積されたデータも合わせて活用することができるため、広告主は自社の製品やサービスに興味を持ちそうなユーザーに向けて的確にアプローチすることが可能です。

若年層や女性ユーザーにリーチしやすい

Instagramは若年層や女性ユーザーが多く使用しているため、特定のメインターゲット層に広告を配信したい場合にはInstagram広告が最適です。

企業アカウントとの相性が良い

Instagram広告は企業アカウントとの親和性が高く、企業がアカウントを通じて直接ユーザーとやり取りすることができます。
ユーザーとの信頼関係を深めることで、ユーザーが商品やサービスのリピーターになる可能性が高まり長期的な関係を築くことができます。

低予算で広告配信ができる

Instagram広告は低予算から始めることができるため、中小企業でも気軽に利用することができます。
また、予算に応じて広告の規模を調整できるため、効率的に広告配信を行うことが可能です。

商品のイメージをアピールしやすい

Instagram広告は画像や動画だけではなく、両方を組み合わせた広告も配信できます。
そのため、商品の特徴や利用シーンをユーザーに伝えることができ、ユーザーの購買意欲を高めることができます。

このようにInstagram広告を配信することによって、自社ブランドの魅力を伝え、新しい顧客層を開拓することができます。

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Instagram広告のデメリット

中長期的な計画が立てづらい

Instagram広告は、短期間での成果を得やすいことが特徴ですが、この点が逆にデメリットとなる場合もあります。
短期的な成果に注力し過ぎることで、中長期的なブランド構築や顧客との関係性の育成がおろそかになることがあります。

拡散力の限界

FacebookやX(旧Twitter)のようにユーザー間で広く情報が共有されるシェア機能を持っていないため、広告の拡散力において劣ってしまうというデメリットがあります。
同じ広告予算を投じた場合でも、他のSNSと比較して見込み顧客へのリーチが限定されやすいという傾向があります。

Instagram広告の配信面の種類

フィード

フィード広告は、ユーザーの通常の投稿フィードに表示される広告です。
この広告は、画像や動画、カルーセルなど、さまざまなフォーマットで展開できます。
ユーザーの関心や興味に基づいたターゲティングが可能で、自然な形で広告を表示することができます。
また、広告のキャプションにはテキスト、ハッシュタグ、リンクを追加でき、ブランドのメッセージやプロモーション内容を伝えることができ、
さらにはアンケート、クイズ、リンクボタンなど様々な要素を取り入れることもできます。

フィード

ストーリーズ

ストーリーズ広告は、ユーザーがストーリーを閲覧中に表示される広告で、基本的には縦型のフルスクリーンで表示されます。
一目見てすぐにコンテンツをスワイプするユーザーが多いため、視覚的に目立つデザインやクリエイティブな演出が求められます。
瞬間的な注目を集め、インパクトのあるメッセージを伝えるのに有効です。

ストーリーズ

 
関連記事:Instagramのストーリーズ広告とは?概要やポイント、配信方法を解説

リール

リール広告は、ユーザーがリールを閲覧している際に表示される短い動画広告です。
リールは縦型のフルスクリーンで再生され、最大60秒間の動画を配信することができます。
音楽やエフェクトを活用することで、視覚的にインパクトのある広告を作成することが可能です。
また、リールはエンターテインメント性が高いため、ブランドのストーリーや製品を紹介するのもおすすめです。

 
関連記事:Instagramリール広告とは?特徴やメリットなどを詳しく解説」

発見タブ

発見タブの広告は、画面の下部にある虫眼鏡アイコンをタップすると表示される広告です。
行動履歴に基づいて、ユーザーの興味や関心がありそうな広告が表示されます。
ターゲティング精度が高く、広範囲のユーザーにリーチすることができるため、新規顧客の獲得やブランド認知度の向上に効果的です。

ショッピング

ショッピング広告は、ユーザーが広告から商品を直接購入できる形式の広告です。
フィード、ストーリーズ、発見タブ、リールなど、さまざまな場所に表示されるショッピング広告は、商品画像や動画に価格や説明、購入リンクを追加することができます。
ユーザーは広告をタップすることで、ブランドのショッピングページに直接移動し、商品を購入することができます。
この形式の広告は、特に衣類や雑貨などを販売しているEC企業に効果的で、購入意欲の高いユーザーに直接アプローチすることができます。

Instagram広告のフォーマットの種類

画像広告

Instagramのフィードに表示されるシンプルな画像広告です。
静止画とキャプション(テキスト)でブランドや商品を紹介します。

動画広告

最大60秒の動画とキャプション(テキスト)をフィードに掲載する広告です。
動きのあるコンテンツで視聴者へ興味関心を促し、商品の特徴や使用方法を効果的に伝えます。

ストーリーズ広告

Instagramのストーリーズに表示される全画面広告です。
短期間で注目を集めるための動画や画像を使用することをおすすめします。

カルーセル広告

複数の画像や動画をスワイプして閲覧できる広告です。
1つの広告で複数の製品ラインナップを紹介したり、ブランドストーリーを段階的に伝えることに適しています。
また、各スライドに異なるリンクを設定することができるため、ユーザーをさまざまなページに誘導することが可能です。

関連記事:Instagramのカルーセル広告とは?特徴や配信方法について解説

コレクション広告

製品カタログ形式で表示できる広告フォーマットです。
主に画像や動画を使用して、ユーザーが興味を持った商品を簡単に閲覧し、購入まで誘導することができます。

発見タブ広告

Instagramの発見タブに表示される広告です。
ユーザーが新しいコンテンツやアカウントを検索する際に自然に目に触れる形でブランド認知度を高め、さらなる見込み顧客の獲得に効果的な広告形式です。

Instagram広告の費用・課金形態

インプレッション課金(CPM)

CPM(Cost Per Mille)は、広告が1,000回表示される毎に費用が発生する課金方式です。
広告の露出回数を増やすことが目的となり、ブランドイメージや認知度向上に適しています。

クリック課金(CPC)

CPC(Cost Per Click)は、広告がクリックされるごとに費用が発生する課金方式です。
ユーザーのアクションに基づいて費用が発生するため、ウェブサイトへのトラフィック増加や特定のアクションの促進を目指すキャンペーンに適しています。

インストール課金(CPI)

CPI(Cost Per Install)は、アプリのダウンロード数に応じて費用が発生する課金方式です。
モバイルアプリのダウンロードを目標とする広告キャンペーンに適しており、費用対効果を意識した配信に最適です。

広告視聴単価(CPV)

CPV(Cost Per View)は、広告動画が10秒以上再生されるか、最後まで再生された場合に課金される課金方式です。
動画コンテンツの視聴を促進するキャンペーンなどに適しており、ユーザーが一定の時間以上視聴した場合に費用が発生します。

ターゲティングの種類

Instagram広告は、ターゲティング機能を駆使して広告の効果を最大化することができます。
3つのターゲティング手法について説明します。

コアオーディエンス

コアオーディエンスターゲティングは、ユーザーの年齢、性別、居住地、関心などの基本的な属性や行動パターンに基づいてターゲットを設定します。
これにより、広告主は特定のセグメントや行動履歴を持つユーザーに対して、より関連性の高い広告を効率よく配信することが可能になります。
例えば、特定のブランドや行動に興味関心を持つ可能性が高いとされる年齢層や地域に絞って広告を配信することができます。

カスタムオーディエンス

カスタムオーディエンスは、自社の顧客リストや過去接点の合ったユーザー情報を基にターゲティングを行います。
例えば、ニュースレターの購読者リストや過去に商品を購入した顧客のリストを使用して、これらのユーザーに直接広告を表示することができます。
この方法は、顧客ロイヤリティの向上やリピート購入を促すために非常に効果的です。

類似オーディエンス

類似オーディエンスターゲティングは、カスタムオーディエンスの特性をもとに、類似の特性や関心を持つ全く新しいユーザーを見つけ出す方法です。
広告主は自社の既存顧客と似た特性を持つ見込み顧客にリーチすることができます。
これは新規顧客の獲得に特に有効で、広告キャンペーンのリーチを拡大するための手段の一つになります。

上記のターゲティングオプションを組み合わせることで、さまざまなニーズに柔軟に対応することができます。

Instagram広告に関するよくある質問

  • Instagram広告にハッシュタグは必要?

    Instagram広告にハッシュタグを使用することは、ターゲットオーディエンスの拡大に役立ちます。

    ハッシュタグは関連性のあるトピックやキーワードを含めることで、特定のコミュニティや興味関心を持つユーザーに広告を届けやすくなります。
    商品やブランドに関連する人気のハッシュタグを広告に含めることで、より多くの層にリーチすることが可能です。

  • Instagram広告の最低出稿費用は?

    Instagram広告の最低出稿費用は、キャンペーンやターゲットによって異なりますが、小規模な予算から始めることも可能です。

    Instagram広告は柔軟な予算設定が可能で、少額からでも広告キャンペーンを開始できます。ただし、広告のリーチや効果は投入する予算の規模に依存します。
    数百円から数千円程度の日額で小規模キャンペーンを開始し、その効果を見ながら予算を調整することが可能です。

まとめ

Instagram広告は、その多様な広告形式と柔軟な出稿手順により、幅広いターゲットオーディエンスにリーチする強力なマーケティングツールです。
ビジュアルコンテンツを中心に展開されるInstagram広告は、ターゲットに合わせた多彩な広告タイプの選定と効果的なターゲティングの技量が求められます。
出稿手順の明確化・費用と課金形態の理解・成果を出すためのポイントと注意点の把握は、成功するために不可欠です。
広告の運用を始めようと考えている担当者の方にとっては、少し重荷になるかもしれません。
広告のプロが効果的に運用してくれる外注を、視野にいれてはいかがでしょうか。

関連記事:SNS広告とは?その種類と特徴について解説します

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また、リスティング・ディスプレイ広告からSNS広告など様々な広告媒体をお客様の課題に合わせて、費用対効果を最大化させるよう広告運用を行います。
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監修者プロフィール

木島 怜史

木島 怜史

株式会社センタード WEBマーケティング本部 エキスパート

前職のWEB営業経験を経て、株式会社センタード入社。現在WEBマーケティング本部にて技術統括。 WEBマーケティングの全体戦略設計からWEB広告、SEO、WEBサイトの課題抽出・改善立案までを管轄。 顧客目標としてWEBの目標達成はあくまで通過点と捉え、部分最適化、全体最適化を経てビジネス改善を目指す。 Web Designing誌に「ユーザーの行動特性を捉えたイベント集客施策」「Web戦略全体の視点から広告予算を考察」など寄稿。 「WEB改善の流れがわかる!目標設定とPDCAの考え方講座」など多数のセミナー講師も務める。 ウェブ解析士、GAIQ、Google広告等各種資格保有。業界歴10年以上。

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