インバウンドマーケティングで集客するためのホームページ

更新日: 2024.04.09

インバウンドマーケティングで集客するためのホームページ制作
ホームページを新規で制作、またはリニューアルする際に、とりあえずスタイリッシュなデザイン、トレンドを組んだデザイン、を作成すればよい、ブランデイングを変更できればよい、というお客様も多いです。

多くのサイトではどれくらい集客ができるか、どれくらいお申し込みや購入などのお問い合わせができるか、が重要になるはずです。

この記事では、ホームページ制作における、インバウンドマーケテイングの仕組みの重要性や実装方法、その活用方法のポイントについて解説します。

ホームページにおけるインバウンドマーケティングの重要性

ホームページでインバウンドマーケティングを活用するというのはどういうことなのでしょうか?

まずはホームページ上での集客数を増やす必要があります。単純にホームページを作っただけでは集客に限界があるため後ほど説明するSEO対策や、コンテンツマーケティングという施策を活用します。

これはリニューアル後も継続的に行うべき重要な施策ではあるのですが、制作段階でそれに必要な設計をしておかなければ実施自体ができません。

集客に成功した後は、サイト内に潜在顧客、顕在顧客に必要なコンテンツを配置しておくことで、最終的に顧客のリード情報を獲得することで、マーケティング活動や営業活動に活用することができます。

獲得したリードに対してコラム記事の案内、有益な情報、サービスの案内、セミナーの案内、お役立ち資料(ホワイトペーパー)などの紹介ができるようになり、今すぐ顧客として転換することはなくても、中長期を通じて顧客育成をすることが可能になります。これをナーチャリングと言います。

顧客化までの流れ

ホームページにおけるインバウンドマーケティング開始に必要な要素とは?

ホームページ制作におけるインバウンドマーケティングでは、特定のコンテンツが顧客の関心を引き、エンゲージメントを促進し、最終的にはリードや販売につながる重要な役割を果たします。

まず、資料やホワイトペーパーのダウンロードページは、専門的な知識や業界のインサイトを提供し、企業の信頼性と権威性を高めるために不可欠です。

訪問者は価値ある情報を求めており、この種のコンテンツを提供することで、リードを生成し、顧客との長期的な関係を築くことができます。

セミナーページは、企業が実施するイベントやワークショップに関する情報を提供し、直接的なエンゲージメントの機会を創出します。これにより、ブランドに対する関心を高め、コミュニティを形成することが可能になります。

コラムページは、業界のトレンド、ヒント、ベストプラクティスなど、定期的に更新される情報を提供することで、訪問者を引き付け続ける役割を果たします。この種のコンテンツは、SEOの向上にも寄与し、検索エンジンでの可視性を高めることができます。

最後に、お問い合わせページは、訪問者が企業に直接連絡を取り、質問や懸念を表明できる重要なポイントです。顧客との直接的な対話を促進し、カスタマーサービスを提供することで、信頼とロイヤルティを築くことができます。

これらのコンテンツは、訪問者に価値を提供し、インバウンドマーケティング戦略の成功に不可欠な要素です。

ホームページのインバウンドマーケテイングにおけるMAツールの重要性

ホームページ制作におけるインバウンドマーケティング戦略において、マーケティングオートメーション(MA)ツールの重要性は非常に高いです。

MAツールは、資料ダウンロードやお問い合わせフォームなどから入手した顧客情報をデータベースにて一元管理してくれます。また、訪問者が資料ダウンロードやセミナー登録を行った際に自動的にフォローアップメールを送信し、リードを段階的に顧客へと導くことができます。このようなシームレスなコミュニケーションは、潜在的な顧客を育成(ナーチャリング)し、コンバージョン率の向上に寄与します。

訪問者の行動を追跡し、収集したデータに基づいてパーソナライズされたコンテンツを提供することで、ユーザーエクスペリエンスを向上させます。

さらに、MAツールはユーザー行動の分析機能を提供し、どのコンテンツが最も関心を集めているか、どのマーケティング活動が最も効果的かを明らかにします。このデータは、マーケティング戦略の最適化とコンテンツの改善に役立ちます。

コンテンツマーケティングで集客を増やさなければ始まらない

ホームページ制作は単に制作しただけでは大きく集客を増やすことができません。
ホームページ制作単体での集客には限界があります。制作するページボリュームやコンテンツの内容に集客能力が影響を受けるからです。

そういった課題を解決するためにコンテンツマーケティングという施策があります。
ホームページの中にコラム領域やブログ領域を設けることで、貴社ビジネスに関連するような潜在層や顕在層が情報収集の際に検索エンジンで使用するキーワードを含んだコンテンツを作成、設置することが可能になります。

この際にSEOのスキルが必要になります。貴社ビジネスで必要な検索時のキーワード群を精査することで検索需要が高く、かつ最終的に記者の成果に結びつくようなキーワードを元に記事を執筆することが可能になります。

発生したリードに対してインサイドセールス人員にて営業活動を行う

資料ダウンロードやセミナー視聴などで入力してもらった顧客情報リードに対して貴社内の営業人員にて営業活動を行います。

そのタイミングで即時顧客と転換しなくてもよいです。収集したメールアドレスに対して顧客に有意義なコンテンツ情報を継続的に配信し、顧客に役立つことでタイミングがあったときに顧客化してもらうことを待ちます。

また、メールでのお問い合わせやご相談に対しては通常通りの営業活動を行ってください。

インバウンドマーケティングの実現にむけて

多くのホームページ会社が存在しますが、ほとんどの制作会社はインバウンドマーケティングに最適なホームページ提案ができません。
なぜならその実現には多くのマーケティング知識が必要になるからです。

たとえばコンテンツマーケティング。SEOのキーワード精査や、ターゲットキーワード選定、Googleなどの上位表示ロジックへの深い理解、など高度な知識が必要になります。多くの制作ディレクターやデザイナーはSEOでの実際のメディア育成経験はないでしょう。

また、MAツールとの連携、その後の営業活用方法など、実際に実施している企業でないとその数値的提案ができないからです。

センタードでは、WEBコンサルタント×WEBディレクターが連携し、社内で培った上記のような生のインバウンドマーケティング知識を活用することで、貴社ホームページを新にビジネスに貢献できるものとして作成します。

インバウンドマーケティングをホームページで実施したい企業様はお気軽に一度ご相談ください。

現在デジタルマーケティングにおいてお悩みがある方や、
課題を感じているがどうしていいかわからない方向けに
無料でご相談会を実施しております。

まずは自社の現状を知り、可能な改善施策はどういったものがあるのか、
スケジュール、予算感はどのようなものなのか等も含めて
ご説明しますので、お気軽にご相談ください。

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監修者プロフィール

木島 怜史

木島 怜史

株式会社センタード WEBマーケティング本部 エキスパート

前職のWEB営業経験を経て、株式会社センタード入社。現在WEBマーケティング本部にて技術統括。 WEBマーケティングの全体戦略設計からWEB広告、SEO、WEBサイトの課題抽出・改善立案までを管轄。 顧客目標としてWEBの目標達成はあくまで通過点と捉え、部分最適化、全体最適化を経てビジネス改善を目指す。 Web Designing誌に「ユーザーの行動特性を捉えたイベント集客施策」「Web戦略全体の視点から広告予算を考察」など寄稿。 「WEB改善の流れがわかる!目標設定とPDCAの考え方講座」など多数のセミナー講師も務める。 ウェブ解析士、GAIQ、Google広告等各種資格保有。業界歴10年以上。

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