LP(ランディングページ)とは?メリットや売れるLPにするため考え方を徹底解説!

更新日: 2024.04.15

LP(ランディングページ)とは?目的や成果を出すための作り方を徹底解説!
ホームページ(WEBサイト)から商品を購入してもらったり、自社サービスを利用してもらったりするためには、商品やサービスの魅力を引き立ててユーザーに「購入」や「お問い合わせ」といった何らかのアクションを起こさせる必要があります。

例えば、商品の魅力を写真付きで紹介する、口コミや評判を掲載するなどが挙げられます。購入やお問い合わせにつなげる戦略にはさまざまなものがありますが、LPもそのひとつです。

ホームページから商品やサービスを売りたい運営者の中には、LPが一体どのようなものなのか、そして制作・運用方法について知りたいという方もいるのではないでしょうか?

そこで、今回はLPの概要や目的、制作方法などについて解説しますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。

LP(ランディングページ)とは?

※弊社制作事例参考:リンクアット・ジャパン様( https://surveillance.la-j.com/ )

LPとはランディングページ(Landing Page)の略で、ユーザーが着地(land)する、つまり検索結果などから最初にアクセスするページを意味し、一般的には1枚もののページを指します。

1ページの中でサービス内容や商品情報の説明をし、お申込み・資料請求などユーザーのアクションを誘導することに特化します。コーポレートサイトやサービスサイトなどのホームページからは独立して作られる割合が多い傾向にあります。

また、リスティング広告やSNS広告、アフィリエイト広告などのWEB広告の遷移先として設定することが一般的です。

LPの特徴

LPは商品やサービスの購入・申し込み・資料請求をしてもらうために、1ページに情報が集約された専用ページとなっているという特徴があります。

見た目については縦長ページとなっており、イメージが明確に伝わる画像を多用する、「お問い合わせ・申し込みボタン」が繰り返し配置されているという特徴があります。

※イメージとしてはチラシのWEBバージョンといった表現が近しいです。

LPを利用する目的とは?

LPの目的は、コンバージョンを獲得することです。
それぞれの企業によってコンバージョンは異なります。

例えば、ホームページから商品を販売する企業の場合、商品を購入してもらうことが成果です。
そのほかにも資料請求やお問い合わせなどもコンバージョンのひとつに含まれます。

概要でもご紹介した通り、WEB広告とセットで用いられるケースが多いです。
ユーザーが広告をクリックしたあとの遷移先は、できる限り商品やサービスの魅力を伝えることで成果を得やすくなります。

LPは商品やサービスの魅力がまとめられているページになるため、リスティング広告などとセットで使われることが多いです。

また、ホームページとは異なり、LPは情報が完結に整理されています。そのため、お問い合わせなどコンバージョンを得やすいという点も大きな魅力のひとつです。

LPの重要性

ホームページは商品やサービスの情報以外に、会社概要やニュースなどのコンテンツも設けられているため、網羅性に長けています。

しかし、商品・サービス数が多いホームページの場合、お問い合わせ意欲が高いユーザーの必要としている情報がサイト内に点在しているが故に、ページを移動する間に離脱につながってしまう可能性があります。

一方で、LPは1ページ完結型の独立ページのため、商材のメリットや他社と差別化されたポイントを簡潔にまとめてあり、会社概要などお問い合わせに大きく関係しないコンテンツは省くことができるため、ユーザーへ訴求ポイントをダイレクトに伝えやすくなります。

また、LPは他ページへの遷移先があえて少なくしてあるため、ページ移動による離脱も防ぐことができ、ユーザーのアクションに繋げやすくなります。

LPはどのように作るか?

ターゲットや目的を明確にする

LPはマーケティング戦略の一部です。そして、WEBマーケティングを行う上で共通する部分としては、ターゲットや目的を明確にすることが挙げられます。

つまり、どのようなユーザーに閲覧してもらい、どのような成果を得たいのかといったWEB広告からLPにアクセスしてコンバージョンをしてもらうためのストーリーを決めなければなりません。

ターゲット選定は、既存顧客や獲得したいユーザーの情報を収集して詳細に決めるのがおすすめです。

例えば、性別や年齢などざっくり決めるのではなく、獲得したいユーザーが抱える悩みや訴求したい商品に対してどのような印象を持っているのかなど、細かく人物像を描くことで成果が得やすくなります。

また、LPを制作する前に目的を明確にする必要があります。

代表的なLPの目的

      • 資料請求を獲得する

      • 商品の購入を促す

      • お問い合わせを獲得する

      • メルマガ登録を促す

      • SNSのフォローを増やす

 

目的がLPのコンバージョンとなるため、目的を明確にすることで公開後に成果を計る際の分析もしやすくなります。

目的やターゲットを決めることはLP制作のはじめの設計です。設計はもっとも大切なフレームワークになるため、重要度の高い工程のひとつになります。

構成を考える

次に、構成を考えます。
もし、構成を意識せずにLPを制作すると離脱率が高くなり、最後まで読んでもらうことが難しくなるため、好ましくありません。

そのため、構成を考えることもLP制作において重要な工程のひとつです。
LPの構成は大まかにわけて下記の3つに分類することができます。

● ファーストビュー
● ボディ
● クロージング

ファーストビューは、その名の通り、ユーザーがはじめに目にするレイアウトのことです。一般的にキャッチコピーやアイキャッチ、CTAボタンを設置します。

ユーザーは続きを読むかどうかを3秒で判断すると言われているため、ファーストビューに魅力を感じられないと直帰率が上昇する可能性が高いです。

ボディは、サービスや商品情報を掲載します。例えば、商品の概要やメリット、口コミなどを書く部分です。一般的に、『導入文』→『商品情報』→『体験談』という流れで紹介します。

クロージングは、『よくある質問』や『入力フォーム』などユーザーにアクションを促すためのレイアウトです。よくある質問を設置してユーザーが抱く悩みに先回りして答え、入力フォームからコンバージョンを獲得するという流れになります。

売れるLPにするためには

ユーザーインサイトを洗い出す

LPには商品やサービスを的供する側が認識しているベネフィット以外に、それを実際に購入・使用するエンドユーザーが得られるベネフィットが明記されていないと、お問い合わせにつながりづらくなってしまいます。

このエンドユーザーのベネフィットとは何かを見つけ出すためには、「ユーザーインサイト」と呼ばれるユーザーの内側に隠されている本音を洗い出す必要があります。

具体的にはユーザーからのクチコミやアンケートなどを利用し、その商品・サービスでユーザーが何を解決したいのか・何を得たいのかを調査すると、ユーザーインサイトを明確にすることができます。

この工程は案外忘れてしまいがちですが、しっかりと行うことでLPにおいて本当に訴求すべき内容が自ずと見えてくるため重要です。

 

潜在層、準顕在層、顕在層ごとのユーザー行動/検索キーワードを洗い出す


ユーザーは大まかに潜在層・準顕在層・顕在層の3つのグループに分けることができ、それぞれある程度同じ行動パターンをとると考えられています。そのため、3つのグループのユーザーが実際にどのようなことを考え、どのようなキーワードで検索してくるのかを洗い出します。
「なで肩さんのためのリュック」を例に説明します。

▼潜在層:自身のインサイト(なで肩でも使えるリュックがほしい)に気づいておらず、なで肩用リュックに関するニーズが低い

思考回路:リュック自体はすでに持っているから、特段もうひとつ必要というわけではない
検索行動:能動的な検索行動なし
検索キーワード:なし

 

▼準顕在層:自身のインサイト(なで肩でも使えるリュックがほしい)に気づいているが、どのリュックが良いかわからない

思考回路:今使っているリュックはなで肩の自分には合っていないから、なで肩でも使えるリュックがほしい。しかし、どのリュックが良いかわからない・そもそもリュック以外の方が良いのではないか(とも考えている)
検索行動:なで肩にはリュックが良いか、リュック以外のトートバッグなどの方が良いかなど検索している
検索キーワード:「なで肩 かばん」「なで肩でもつかえる リュック」「なで肩 トートバッグ」

 

▼顕在層:自身のインサイト(なで肩でも使えるリュックがほしい)に気づいており、具体的にどのリュックが良いかも目星がついており比較検討中

思考回路:トートバッグではなく、なで肩でも使えるリュックが欲しい。具体的には〇〇と△△が気になっているが、 どちらが良いか悩んでいる
検索行動:なで肩用のリュックがある〇〇(今回の場合、自社)と△△を比較し、レビューを調べる。その他なで肩用リュックのおすすめサイトを調べている。
検索キーワード:「なで肩リュック 〇〇」「なで肩リュック △△」「〇〇 リュック レビュー」「なで肩リュック おすすめ」」

LPは顕在層を中心に、場合によっては準顕在層・潜在層も狙っていくことになりますが、真のターゲットとなるユーザーの行動パターンがわかると、LP内でどのような訴求をすることでユーザーのアクションに繋がりやすくなるか、逆算的に考えることができます。

 

LPに落とし込む

行動パターン分析で洗い出した検索キーワードを元に、具体的な数値根拠に基づいたデータや、専門家からの評価、ユーザーからのレビューなどの権威性をもたせつつストーリー(流れ)を押さえてコンテンツを配置します。

特にこの「ストーリー」については認知→説得・興味喚起→行動といった流れをおさえたコンテンツ配置にすることで、ユーザーが真に求めている情報と感じやすくなり、結果としてお問い合わせにつなげやすくなります。

逆に、はじめから行動(お問い合わせなど)が主張されたLPの場合、押し付けがましさを感じてしまい直帰につながってしまう可能性もあるため、せっかく流入したユーザーを逃さないためにもユーザーのニーズに沿ったストーリー性のあるLPにしましょう。

また、ポイントとなる部分としては、各コンテンツの間にお問い合わせボタン(CTA)を配置することで、ユーザーがお問わせをしたいと思ったタイミングですぐ入力フォームに遷移することができるため、ユーザーのアクションにつながりやすくなります。

売れるランディングページの3要素

課題を解決するベネフィット

ランディングページの主な目的は、訪れた人の困っていることや必要としているものに対する答えを提供することです。

課題を解決するために、まず何に困っているのかをはっきりさせることが大切です。
それを理解したら、次にその問題をどう解決できるか、自分たちの製品やサービスがどう役立つのかを分かりやすく伝えます。
この時、「この製品を選ぶべき理由」を実際のデータや前に成功した例を挙げて説明すると、話がより説得力を持ちます。

信用を作るコンテンツ

商品やサービスへの信頼を築くためには、信用できるコンテンツの提供が欠かせません。

これには、顧客の証言、ケーススタディ、業界での受賞歴などが含まれます。
これらの要素は、ユーザーに対してあなたのビジネスが信頼に足るものであると感じさせるための証拠となります。また、専門的知識を反映したブログ記事やホワイトペーパーなどの教育的コンテンツも有効です。

購買意欲向上へのオファー

最後に、顧客が購入を決断するためのきっかけとなる特別なオファーが必要です。

これには、限定時間の割引、初回購入者向けクーポン、無料トライアルなどが含まれることが多いです。
これらのオファーは、ユーザーに行動を促すための追加的な動機を与えることができます。また、商品の購入がもたらす即時の利益を強調することで、購買意欲をさらに高めることが可能です。

これらの要素を効果的に組み合わせることにより、ランディングページは単なる情報の提供から、強力な販売ツールへと変貌します。ユーザーが直面している課題に対して明確な解決策を提示し、信頼性のある内容で安心感を提供し、購入へと導く魅力的なオファーを提供すること。これが売れるランディングページを作る鍵です。

自社と競合を分析(リサーチ)することで成果の出るLPへ

ランディングページを作成する際に、そのLPを成功に収めるためには「3C分析」と「競合分析」が重要です。

これらの分析を省いてしまうと、誰に向けた内容なのか、提供しているサービス・製品の強みがよくわからない中途半端な内容のLPになってしまい、CVも期待できなくなってしまいます。

3C分析

3C分析は、「Company(自社)」、「Competitors(競合)」、「Customers(顧客)」の三つの要素を分析する方法です。この分析を行うことで、自社の現状、競合の動向、顧客のニーズと行動を詳細に把握できます。

Company(自社)

自分たちの強みや弱点を知り、どこが改善できるかを見つけます。

Competitors(競合)

他の会社がどんな製品やサービスを提供しているか、どのような戦略を使っているかを調べます。これにより、自社の商材を差別化する方法を見つけます。

Customers(顧客)

顧客が何を求めているか、どんな問題を解決したいかを把握します。

競合分析

競合分析は、市場にいる他の競合企業を詳しく見ることです。これにより、市場の流行や、競合の製品がどう優れているか、または欠点が何かを知ることができます。

市場のトレンド

競合がどのような新しい技術やトレンドを取り入れているかを把握します。

製品・サービスの比較

競合の製品やサービスを自社のものと比較し、何が顧客に選ばれる要因になっているかを分析します。

価格戦略

競合の価格を見て、自社の価格設定が妥当かどうかを考えます。

これらのリサーチを通じて、ランディングページに必要な情報の枠組みを作成し、より効果的なコンテンツとオファーを設計することができます。顧客の心を掴むランディングページは、しっかりとしたリサーチに基づいた深い市場理解から生まれます。

ファーストビューエリアの設計

ランディングページにおいて、ユーザーの注意を引き、関心を持たせるためにはファーストビューエリアの設計が非常に重要です。
ファーストビューエリアとは、ホームページを開いた際に最初に表示される画面のことで、この部分でホームページに訪れたユーザーの第一印象が決まります。このLPにきた最初の数秒でそのページに興味を持つかどうかを決めるため、ターゲットユーザーにあったLPの構成やデザインにすることが大切となります。

ファーストビューのに必要な要素

LPのファーストビューには下記の要素が必要です。

・CTAボタン(お問い合わせ、資料請求など)
・キャッチコピー
・サブキャッチコピー
・権威性

例えば、下記のLPの事例から要素を見てみましょう。

無線LAN環境のお困りごとは無線LANサーベイで解決!|リンクアット・ジャパン

参考例:https://sitesurvey.la-j.com/

・CTAボタン

LPの要素の中で最も成果に繋がるのがCTAボタンです。このボタンの為にLPがあるといっても過言ではありません。
このLPの場合は、「資料請求はこちら」がCTAボタンとなります。「今すぐ登録」や「もっと詳しく」など、他にも多様な表現があります。

LPの一番わかりやすい場所に配置し、ボタンの色もデザインに溶けこみすぎない合ったカラーを選ぶようにしましょう。

・キャッチコピー

このLP場合はメインキャッチコピーが「無線LAN環境のお困りごとは 無線LANサーベイで解決!」という端的なものになっています。
この商材はオフィスの中で無線LANが不安定なところを良くしますよ、というサービスなのですが、それを「お困りごと」と分かりやすくひっくるめて、どのユーザーが見ても、何でも解決してくれると訴求するように見せています。

・サブキャッチコピー

どのように無線LANのトラブルを解決するのか、というのをサブコピーで補足として見せています。

この場合だと、『目に見えない無線LANの構築に失敗しないために、「現地の電波状況を視覚化」することで、無線環境を最適化し常に快適な無線LANを実現します。』という文章です。あまり長すぎず、80文字以内でどのようなサービスなのかということを端的に表しています。

・権威性

LPの中で権威性はユーザーがLPの中の商材に抱く信頼性と直結する要素です。
このLPの場合だと、「ネットワーク環境構築実績は10年以上!」「ワンストップでご提供可能!」「業種、規模は問わず導入実績多数」が権威性に当たります。

権威性を選ぶコツとしては、ユーザーにとってどれだけ「この会社に任せてよいか」と思える要素であるかにつきます。

一番わかりやすいのが、数字でしょう。このLPだとネットワーク環境構築実績は10年以上と、誰が見てもそこそこの実績を積んでいるのだとわかります。
それ以外にも数字で表現できるものとしては、「金額:〇〇円」「売上点数:〇〇点」「件数:〇〇件」「設立:〇〇年」など様々です。

デザイン 1案で正解は出ない、何度もテストを行う

ファーストビューエリアが訪れたユーザーにとって効果的であるかを確認するためには、A/Bテストなどを行い、どのデザインが最も効果的かを試します。このテストを通じて、どんな言葉や画像が人々の関心を引くかを見つけ、ページをさらに良くしていくことが大切です。

オファーエリアの設計

ランディングページにおける「オファーエリア」とは、商品やサービスの特別な提案をユーザーに提示する部分です。

オファーエリアの参考例

      • 期間限定

      • 数量限定

      • 初回限定

      • 今だけ〇〇

      • 本日中のご注文で

このエリアが魅力的であれば、実際にお問い合わせや購入などの行動に移してもらう可能性が高まります。

LPの改善に必要なLPOについて

ランディングページ最適化(LPO)は、ランディングページを改善して、ユーザーを顧客に変える確率を高めるための手法です。
この最適化は、ランディングページのデザインや内容を調整することで、より多くのユーザーに製品やサービスを購入してもらうための手法です。

ユーザーの行動を促す

ランディングページは、特定の目的を持って設計されます。例えば、製品の購入、メールアドレスの登録、情報のダウンロードなどがあります。LPOを行うことで、これらの行動をユーザーにとってより魅力的にし、実際に行動に移してもらいやすくなります。

コンバージョン率を向上させる

コンバージョン率とは、ユーザーが目的の行動(例えば購入や登録)を完了する割合を指します。LPOにより、ランディングページの各要素(ヘッドライン、画像、コールトゥアクションのボタンなど)を改善することで、このコンバージョン率を高めることができます。つまり、より多くのユーザーを顧客に変えることが可能になります。

ユーザーの体験を改善する

ランディングページを最適化することで、ユーザーに提供する体験も向上します。ページがクリアでナビゲートしやすい、そして情報が理解しやすい形で提示されている場合、ユーザーはより満足しやすくなります。これは、ブランドに対する肯定的な印象を与え、リピート訪問や口コミの拡散につながります。

マーケティング費用の効率を向上させる

LPOを通じてランディングページを効果的に改善することは、マーケティングの予算をより効率的に使う手段です。最適化に成功すれば、同じ広告費用でより多くの成果を上げることができ、結果的に広告のリターンオンインベストメント(ROI)を高めることが可能です。

継続的な改善のためのデータを提供する

LPOでは、ランディングページのパフォーマンスを測定するためのデータが集められます。これにより、どの要素が効果的で何が改善されるべきかが明確になります。このデータを基に継続的にページを改善していくことで、常に最高の成果を目指すことができます。

ランディングページ最適化は、ユーザーを顧客に変えるための非常に重要なプロセスです。適切な最適化を行うことで、より多くの成果を得ることができ、ビジネスの成長に大きく寄与します。始めるには複雑そうに感じるかもしれませんが、小さな変更から始めて徐々に改善を積み重ねていくことが鍵です。

LPと広告の関連性が重要な理由

前章ではLPの重要性を説明しました。
広告の効果をあげるためには、LPだけでなくLPと広告の関連性を高めることが重要です。

広告内容とLPの内容が合致していることが重要

LPはホームページの立ち位置とは異なり、広告の遷移先のための専用ページとして用意されることが大半です。
そのため、広告とLPは1セットで捉える必要があり、それぞれの内容も合致している必要があります。

例えばアパレルブランドの広告で「なで肩さんにおすすめのリュックが今だけたったの1,000円(税込み)!」といった内容を打ち出しているのに、LPの訴求がなで肩の方におすすめのリュックではなく、なで肩の方におすすめの洋服だった場合、ユーザーは真に必要としている情報を得られず離脱してしまうでしょう。

そのため、広告内容とLPの内容は、その商材も訴求ポイントも一致している必要があります。

また、バナー画像を用いた広告配信を行う場合、バナー画像とLPで使用する画像が一致している、もしくは同じ素材である必要があります。

先ほど同様、広告とLPで画像が異なると、広告からLPに遷移したユーザーは求めていたページとは異なるページに遷移してしまったと感じ、離脱しやすくなってしまいます。

上記の理由から、テキストや画像も含め、広告内容とLPの内容が合致していることが重要となってきます。

LPのPDCAについて

LPを制作したらそれで終了というわけではありません。
元々、LPはコンバージョンを獲得するために作っているため、WEB広告を回しながら効果検証を行う必要があります。

効果検証では、コンバージョン率などの指標を用いて数値的に良いのか悪いのかを判断していきます。

もし、結果が好ましくないときは、広告側を調整したり、LPを改善したりして、今まで以上にお問い合わせを獲得できるように、PDCAを回すことが重要です。

まとめ

今回は、LPの概要や制作方法、PDCAの回し方について詳しく解説しました。

LPはWEBマーケティング戦略のひとつであり、WEB広告を利用する人には特におすすめのページです。
しかし、LPをどのように制作するかどうかで成果に大きな影響を与えるため、ご紹介した方法を参考に制作するのがおすすめです。

いかがでしたでしょうか?皆さんにとって有用なコンテンツとなっていれば嬉しいです。

より実践的なLPの改善の仕方についてはこちらのセミナーで詳しくお話していきます。

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監修者プロフィール

木島 怜史

木島 怜史

株式会社センタード WEBマーケティング本部 エキスパート

前職のWEB営業経験を経て、株式会社センタード入社。現在WEBマーケティング本部にて技術統括。 WEBマーケティングの全体戦略設計からWEB広告、SEO、WEBサイトの課題抽出・改善立案までを管轄。 顧客目標としてWEBの目標達成はあくまで通過点と捉え、部分最適化、全体最適化を経てビジネス改善を目指す。 Web Designing誌に「ユーザーの行動特性を捉えたイベント集客施策」「Web戦略全体の視点から広告予算を考察」など寄稿。 「WEB改善の流れがわかる!目標設定とPDCAの考え方講座」など多数のセミナー講師も務める。 ウェブ解析士、GAIQ、Google広告等各種資格保有。業界歴10年以上。

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