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AI検索対策の比較検討文脈での推薦獲得を見据え、SEO・CV導線改善までの統合型改善提案
提供サービス
- SEO/LLMOコンサルティング
- 課 題
- AI検索上での露出状況が可視化されておらず、どの文脈で引用・推薦されているか把握できていなかった
- 指名系の情報接続は一定できていた一方で、課題解決型では候補に入れていない状態だった
- AI露出だけでなく、流入後の導線やCVポイントまで含めた全体最適が必要だった
- 改善結果
- AI上で正しく認識される企業定義の整備と、比較・推薦されるための情報源最適化を進める
- 指名系ではなく、非指名の課題解決文脈・比較検討文脈で候補化される状態を目指す
- AI検索対策を単体施策として扱うのではなく、SEO・サイト改善・CV導線改善までを含めて一体で設計
AIで比較・推薦されるための対象設計
AI検索対策を単なる指名露出の強化ではなく、どの比較検討文脈で候補に入るべきかを定義する施策として提案しました。
具体的には指名検索の延長線上にある質問だけでなく、「未経験から副業にしたい」「独学に限界を感じている」「おすすめのスクールを知りたい」といった、検討初期から比較検討段階にかけてのプロンプト群を分類しています。
この整理によりすでに接続できている指名系の文脈と、新規獲得に直結しやすい非指名の課題解決型・比較検討型の文脈を切り分け、優先的に強化すべき領域を明確化しました。
重要なのはAI上で名前が出ることではなく、ユーザーが悩みを言語化した段階で解決策候補として想起される状態をつくることです。そのため、対象プロンプトは単なる想定問答ではなく、競合比較、自社の差別化要素、将来的なCV接続まで踏まえて設計しています。
また、プロンプトをサービス理解型、指名+役割定義型、課題解決型、比較検討型、おすすめ提示型に分類し、AI上での現状露出と不足領域を可視化しながら改善を進める前提で整理しています。
AIに正しく理解させる企業定義・情報源設計
AI検索では単に社名が言及されるだけでは不十分で、どのような企業として理解されるかまで揃っていなければ、比較検討時の推薦にはつながりにくくなります。
そのため本案件では業種、ポジション、最大差別化軸、専門性、ターゲット、成果・実績といった観点から企業定義を整理し、AI上での認識のズレを是正する方針を設計しました。
特に重要なのは自社が伝えたい内容ではなく、AIが比較の判断材料として扱いやすい形に情報を構造化することです。これにより、競合と横並びで処理される状態を避け、自社ならではの強みが推薦理由として機能しやすい状態を目指しました。
また、AIは自社サイトだけを見て企業を評価しているわけではないため、情報源の持たせ方も含めて設計しています。自社サイト内の記載整備に加え、第三者サイトや比較文脈で参照される情報まで含めて、AIが複数の接点から一貫した企業像を認識できる状態をつくる前提で整理しました。
テクニカルSEOを前提にした流入基盤の整備
AI検索対策を成立させる前提として、まず検索エンジンに正しく評価される状態を整える必要があるため、本案件ではコンテンツ改善だけでなく、流入基盤としてのテクニカルSEO整備も重視して設計しました。
具体的には、重要ページへの内部リンク設計、インデックスや重複、クロール阻害要因の点検、顕在層クエリに対するtitle・見出し・訴求内容の整合性確認など、機会損失につながりやすい論点を整理しています。
また、AI対策を行っても、検索エンジン側で十分に発見・理解・評価されない状態では、AI上の参照や引用にもつながりにくくなります。そのため、テクニカルSEOを単なる初歩的な内部対策ではなく、SEOとAI対策の両方を支える基盤整備として位置づけ、優先度の高い改善項目を設計しました。
流入後の比較検討・CV接続までを見据えた全体設計
AI検索や自然検索で接点を増やすだけでなく流入後に比較検討を進め、最終的に相談や申込みへ接続する導線設計まで含めて全体を設計しました。
記事文中の適切な位置への内部リンク配置、最重要CTAの常時表示、記事末尾CTAの出し分け、閲覧フェーズに応じたポップアップバナー設計など、流入ユーザーをそのまま離脱させず、次の検討行動へ移しやすくする改善方針を整理しています。
また、最終CVを無料相談に置きつつもそれだけでは取りこぼす層が出やすいため、説明会、資料請求、セミナー、LINE相談、無料体験といった複数のCVポイントを持たせる設計も提案しました。AIやSEOで獲得したユーザーを一段階で刈り取ろうとするのではなく、検討度合いに応じた受け皿を用意することで、成果につながる導線全体を強化を提案しました。